マイナンバーカードって最近よく聞くけど実際なんなの?そもそもなんのためにあるの?
紙の通知カードなら持ってるけど…それとはなにか違うの?
そんな疑問に分かりやすくお答えしよう!マイナンバーカードは通知カードにはないメリットをたくさん持ったとっても便利なカードなんだよ!これを機にきちんと理解して活用しよう!
動画での解説はこちら
【徹底比較】マイナンバーカードと通知カードはココが違う
マイナンバーとは?【12ケタの個人番号】
マイナンバーは個人番号とも言い、国民一人一人に通知されている12ケタの番号のことです!マイナンバーは国が決めてくれる番号で、自分で好きな番号は選べません!
ですので、赤ちゃん、おじいちゃん、おばあちゃん、もちろんあなたにも一人一つの12ケタのマイナンバーが決められています!
日本に住民票を持つ人全員が対象
- 住民票が有れば外国人も対象
- 住民票が日本にない人は対象外
一人一人ちがう番号
- 自分だけの番号なので他人に絶対教えない
- SNSなどへの掲載や書き込みもNG
ずーっと同じ番号を使う
- 漏えいして不正利用されるおそれがある時以外は変更できない
- 自分の番号は大切に管理しよう
マイナンバーってのはとっても大切な番号なんだ!
マイナンバーでなにが変わった?【情報管理】
このマイナンバーの登場によって、一人一人の情報の管理が簡単になりました!
今までは個人の様々な情報がバラバラに管理されていました!例えば「年金→日本年金機構」、「住民税→市区町村、都道府県」といった感じで、機関をまたぐ情報のやりとりに手間がかかっていました!
そのバラバラだった情報をマイナンバーでつなぐことにより、情報のやりとりが簡単になったのです!
マイナンバーで行政手続きが簡単に
- 利用範囲は社会保障・税・災害対策のみ
- 他の用途での利用は法律違反
マイナンバーは利用できる範囲が決められているんだ!だからほかの理由でマイナンバーを求めてはいけないし、提示する必要もないんだ!
マイナンバーが必要な手続きは本人確認が義務
- 不正利用やなりすましを防止
- 番号を知られても本人以外は利用できない
マイナンバーの手続きには必ず本人確認が必要なんだ!大事なので覚えておこう!
マイナンバーを使う機会は意外と多い
- 預貯金口座の開設、資産運用
- 就職(アルバイト、パート含む)
- 児童手当や出産育児一時金申請
- 確定申告
- 年金給付、相続税申告など
こんなに使うときがあるなんてぜんぜん知らなかった!
【安心】マイナンバーで個人情報は筒抜けにはならない
- マイナンバーを扱う機関も、必要な情報にしかアクセスできない
マイナンバーで情報が繋がったからと言って誰でも好きな情報にアクセスできるわけではないんだ!
マイナンバーカードの安全性についてまだまだ知り足りないという方は、こちらの記事も参考にしてみてください!
マイナンバーカードが悪用されることはあるの??【危険性や対策を分かりやすく解説】
マイナンバーカードと通知カードの違い
マイナンバーについての理解が深まったところで、「マイナンバーカード」と「通知カード」の違いを見ていきましょう!
2種類のカードはどちらも自分のマイナンバーが記載されたマイナンバーの証明書です!ほかにも共通して「氏名、住所、生年月日、性別」などの個人情報が記載されています!
マイナンバーが記載されているプラスチックカードが「マイナンバーカード」であり、紙のカードが「通知カード」です!
また、マイナンバーカードにはほかにも顔写真やICチップなどがついています!
手元にどちらかのカードが必ずあるはずだよ!確認してみよう!ちなみに、どちらか片方しか持つことができないんだ!
初めは全員に「通知カード」が配布されており、「マイナンバーカード」に変更したいという場合は別途申請が必要(当面は無料)になります!
申請の方法については下記記事を参考にしてみてください!
マイナンバーカードの作り方はどれがベスト?【申請方法5パターンを分かりやすく解説】マイナンバーカードの作り方はどれがベスト?【申請方法5パターンを分かりやすく解説】
住所や氏名などが変更になった場合使用ができなくなるので、お早めにマイナンバーカードへの切り替えをオススメします!
通知カードが廃止?再発行も不可に!【マイナンバーを証明する3つの方法】
それで結局どっちの方がいいの?
もちろんマイナンバーカード一択だよ!マイナンバーカードでしかできない便利なことがたくさんあるんだ!ざっと紹介するね!
①マイナンバーの証明としての利用
- マイナンバーカードはマイナンバーの証明書
- 通知カードもマイナンバーの証明書
どっちもマイナンバーの証明はできるんだね!
ただし、通知カードは住所や氏名が変わった場合、マイナンバーの証明書として使えなくなるから注意しよう!
②身分証明書としての利用
- マイナンバーカードはどんな手続きでも身分証明書として利用ができる
- 通知カードは身分証明書として利用できない
- マイナンバーが必要な手続きでも通知カードとほかの身分証明書(運転免許証など)の合計2枚が必要
マイナンバーカードは「マイナンバーの証明」と「本人確認」の両方が1枚でできるんだ!通知カードは「マイナンバーの証明」しかできないから、もう1枚別の本人確認書類が必要なんだ!
だからマイナンバーカードには顔写真がついているんだね!
さらにマイナンバーカードには旧姓が併記できるようになったんだ!これで旧姓の証明書としても使えるようになるよ!
③コンビニなどで各種証明書の取得
- マイナンバーカードは住民票や印鑑登録証明書、戸籍謄本などが全国のコンビニで発行できる
- 早朝~深夜、休日も利用できる(※市区町村によりサービス内容は異なる)
- 通知カードはお住いの市区町村窓口に並んで受付
コンビニで発行できるの!?しかも時間も気にしなくていいなんて!もっと早く知りたかった!
コンビニで住民票や印鑑証明を簡単発行!【マイナンバーカードで時間を短縮】
④オンラインでの確定申告(e-Tax)
- マイナンバーカードはe-taxによりパソコンやスマートフォンなどでインターネット上から確定申告ができる
- 確定申告の時期は基本的に24時間いつでも申告できる
- 通知カードはe-taxの使用はできない
- 書類を作成しお住いの管轄の税務署に提出
これを可能にしてくれるのがマイナンバーカードのICチップなんだ!ICチップの中にはオンライン上での本人確認のための電子証明書が入っているんだ!
確定申告で並ばなくていいなんて信じられない!
⑤マイナポータルの利用
- マイナンバーカードはマイナポータルという政府が運営するサイトを利用できる
- 子育てや介護をはじめとする一部の行政の手続きがオンラインで申請できる(※市区町村によりサービス内容は異なる)
- 通知カードはマイナポータルを利用できない
- 書類を作成しお住いの市区町村窓口にて受付
まだまだ認知度は低いけどオンラインでの申請はもう始まっているんだ!家にいながら必要な手続きを済ませることができるとっても便利なサービスなんだ!
マイナポータルってなに??【パソコンやスマホでの使い方を分かりやすく解説】
⑥マイナポイントの利用
- マイナンバーカードはマイナポイントの申込ができる(2021年4月末までにマイナンバーカードを申請した方が対象)
- マイナポイントでは2020年9月から2021年9月末(半年延長されました!)までの期間キャッシュレスでチャージやお買い物をすると、1人あたりマイナポイント25%(上限5,000円分)がもらえる
- 通知カードでは利用できない
マイナンバーカード持っていると5,000円もらえるの!?
マイナンバーカードとキャッシュレス決済の連携で一人最大5,000円分のポイントを受け取ることができるんだ!子どもも参加可能だから家族みんなで活用すれば家計も大助かり!2021年9月末で終了だから、それまでに利用しよう!
マイナポイントとは?上限5,000円分もらおう!【予約・申し込み方法を徹底解説、子どももOK!】
⑦有効期限
- マイナンバーカードの有効期限は発行日~10回目の誕生日まで
- 20歳未満は発行日~5回目の誕生日まで
- 電子証明書の有効期限は発行日~5回目の誕生日まで
- 通知カードは有効期限なし
マイナンバーカードにはカード自体の更新とICチップ内の電子証明書の更新があるから混ぜないように気を付けよう!それに時期によっては混み合うから早めの更新を心がけよう!
マイナンバーカードと電子証明書の更新はいつ?【有効期限と更新手続きを分かりやすく解説】
まとめ:マイナンバーカードは暮らしを豊かに
最後にもう一度マイナンバーカードでできることについて確認しておきましょう!
マイナンバーカードについてざっくり理解できたかな?マイナンバーカードはとっても便利なカードなんだ!
マイナンバーカードは意外にも使い道がたくさんある万能カードなんです!
今後もさらに便利になっていくでしょう!もしまだ通知カードをお持ちなら一度申請を考えてみてください!
基礎知識がついた後は、さらに深く学んでいきましょう!「知った」ことではじめて、本当に自分に必要かどうか「考える」ことができるはずです!